山あいの宿場町の風景を食卓に・・・「八百熊川」とのオリジナル箸ができました

京都と若狭をつなぐ山あいにある熊川宿。宿場町として古来より多くの旅人がからだを休めてきました。そんな熊川宿を象徴する「べんがら」「若狭瓦」「若狭山椒」の色をテーマにしたお箸をつくりました。

熊川宿の街並み。
「暮らしの風景」を日々の「暮らしの道具」に。そんな思いからこのお箸は生まれました。

若狭の熟練の木地職人が限界まで細さにこだわった八角箸。持ち手はざらつきのある乾漆仕上げとなっており、手に馴染みやすくなっています。

■べんがら|bengara

熊川のまち並みを彩る象徴的な色。日本の暮らしに古くから根付いている素材で、経年変化に強く日光による褪色がしにくいだけでなく、防虫、防腐の機能性、耐熱性にも優れるため、壁や柱などの塗料として多く用いられていました。土から採れる酸化鉄が主成分の天然顔料で、旧石器時代から使われた最古の顔料といわれています。

■若狭山椒|wakasa sansyo

若狭地域では暮らしに身近な香辛料。以前には山々に多く自生していたそうです。昔から、春には木の芽、5月ごろには花山椒、6月になると実山椒をそれぞれ採って料理に使い、味噌や醤油とあわせた保存食にもしています。「魏志倭人伝」や「古事記」には、山椒の古名である「ハジカミ」の名で記録がされており、日本に最も古くからある香辛野菜といわれています。

■若狭瓦|wakasagawara

灰色がかった色味が目を惹く若狭瓦。小浜城築城(1601-1642)に御用瓦として製造されたのが始まりで、明治時代に最も栄えたといわれています。「だるま窯」という独特の窯でいぶし焼きにして作られます。耐久性があり凍結による割れも少ない丈夫な若狭瓦は、若狭地域はもとより、北前船が往来をしていた時代には北海道でも重宝をされていたそうです。

箸先は細く、細かな食べ物もつまみやすくなっています。

こちらの商品は廃棄されてしまうお米や加工・流通段階で発生する非食用米を集めて作られた紙素材「kome-kami」を使用。
紙そのものの持つ豊かな風合いにお米の質感が加わり、ラフでありつつもしっとりとした紙質のパッケージです。艶やかなお米を思わせるナチュラルな白いパッケージは、ちょっとしたプレゼントにもぴったりです。

八百熊川について

旅の歴史を刻んできた古民家での宿泊体験ができる「八百熊川」との商品です。

「質素という贅沢をコンセプトに、日々の暮らしが豊かになるような体験や商品をお届けしています。

商品名細身八角いろあわせ
価格1膳 1,600円(税込1,760円)
素材天然木
塗装ポリエルテルウレタン塗装
サイズ23cm
産地福井県小浜市
お手入れ方法※食器洗浄機 使用可
※使用後は水につけた状態で放置せず、早めにぬるま湯または水で洗い、
 柔らかい布で水分を拭き取ってください。

※たわし又は磨き粉の使用は避けてください。
注意事項       変形・変色する恐れがありますので、直射日光は避けて保管してください。
※電子レンジの使用はお避けください。
※塗り物の特質上、火のそばや熱湯等を避けてご使用ください。
※塗りの亀裂や破損等の場合は早めにお取替えください。
※箸の先が細くなっておりますので、お子様のご使用時には時にご注意ください。
※食事以外の用途へのご使用はお避けください。
※お使いのPCモニター、スマートフォンの機種によって、実際の色味と若干異なる場合がございます。予めご了承ください。